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ドバイメトロとトラムの運営権 三菱含む共同事業会社が権利取得

ドバイメトロ

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 フランス国有鉄道(SNCF)グループのケオリス社、三菱重工エンジニアリング、三菱商事の3社から成る共同事業会社「Keolis MHI Rail Management and Operation LLC」が、ドバイメトロとドバイトラムの運営と保守に関する契約を結んだ。契約は15年(9年と更新可能な6年)で、この契約の価値は年間542 Million AED(約160億円)。契約は2021年9月8日に成立する。

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 ドバイ道路交通局のマタール・モハメッド・アル・タイアー事務局長は「契約に基づき、コンソーシアムはドバイメトロのレッドラインとグリーンライン、ルート2020の運用と保守サービスを引き受ける。ドバイトラム、列車、コントロールセンター、駅、関連するインフラを含むメトロ、トラムネットワークの全ての資産の運用にも対応する。メトロやトラムの乗客数の日々変化する要件に対応する高級旅客輸送サービスの提供にも対応する必要がある」と述べている。

 ドバイメトロは全自動無人運転鉄道システムで、レッドラインとグリーンラインの2路線から成る。ドバイメトロ、トラム共に観光客の移動手段や地元の人の足として広く利用されている。

 タイアー事務局長はさらに「RTA(道路交通局)は、メトロとトラムの利用者に最高水準のセキュリティーと安全性を確保し、利用者に提供されるサービスの品質を向上させるだけでなく、運行と時間厳守のパフォーマンスの達成を目指している。メトロとトラムの運用には、2つのサービスのスケジューリング、全ての高度な機械、コンピューティング、電子運用システムの経験が必要」と説明した。

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