在アブダビ大韓民国大使館で2月3日、アジア太平洋各国大使館夫人によるチャリティーイベント「アジア・パシフィック フードアンドクラフトバザール」が開催された。計13カ国が集い各国の文化を紹介し合った。
同イベントは、アラブ首長国連邦に駐在するアジア太平洋各国の大使夫人らによって開かれたもので、アゼルバイジャン、インドネシア、カザフスタン、韓国、タイ、中国、日本、パキスタン、バングラデシュ、フィジー、フィリピン、ブルネイ、マレーシアが、それぞれブースで名物料理や民芸品の販売、ワークショップを行った。
アゼルバイジャンブースでは、ギョーザのような生地の中に、ハーブとザクロの実を入れて焼いた料理「グタップ」を販売。フィジーブースでは、ココナツミルクでピリ辛に魚を煮た料理「ロロ」を提供。フィリピンブースでは、UAEでも人気のあるフィリピン発のファストフード「ジョリビー(Jollibee)」のセットが販売された。
特設ステージでは、各国の伝統民族衣装のファッションショーを開き、韓国の「チマ・チョゴリ」、タイの「シワーライ」、日本の浴衣などを紹介。ダンスや歌などのパフォーマンスも行われた。ムエタイのパフォーマンスも行われ、客席を盛り上げた。
日本ブースでは、小原流ドバイ・アブダビ・オフィシャルスタディーグループが生け花のワークショップを開催。用意した花が足りなくなるほどの盛況ぶりとなった。
初めて生け花を体験した、パキスタン大使館通訳のサビハさんは「繊細な所作や生け方に非常に興味を持った。実際に体験してみて感動した」と興奮した様子で話した。